説明代わりに最初のコマを。
出会いは「悪魔退治専門の浄化特使として独り立ちできるか見極める監督官グラジェフとその対象である新人エリアス」です。
出目3 何か共同作業することある?気は合ってる?
師「外道退治や悪魔祓いのほかにも日々の雑用すべて共同作業ではあるな。気は…これからか(苦笑)」
弟「気が合うと言うか、邪魔せず確実に自分の分担をこなせるよう努力しています。…まだまだですが」
出目3 お互いに「ここが好き」と思ってるところある?
(冷静な顔のまま淀みなく語る弟子)「好意などとはおこがましいですが学識と経験に富み様々な議論・状況にも対応できるところは尊敬しており目標として励みたく思います。それに忍耐強く私のような若輩に対しても意志を尊重し」(終わらない)
師匠「…まぁ、素直で向上心と熱意に溢れるところは好ましいがな…」(むず痒い&心配そうな複雑顔)
出目3 悩み事の相談とかする?
弟「いつも私の悩み事に正面から根気よく付き合って頂いて、感謝の言葉もありません」
師「なに、私にとっても修養になる。信頼の証と思えば師の面目も立つというものだ」
「……もし、私で何か…」
「ふむ(微苦笑)必要の折には頼りにしよう」
出目4 一緒にお買物に行くことに!何買う?
師「装備の手入れや必需品の補充ではなく、という設問かね?(思案)…エリアス、そなたの希望は?」
弟「えっ(驚)…グラジェフ様は?」
(顔を見合わせて失笑)
「たまには商店を冷やかしてみるか。当節の流行を知るのも役に立つ」
「はい」
出目5 一番心に残る思い出は?
師「一番、とは難題だな」
弟「選べません…」
(注・別れた後なら最後の挨拶が記憶に残るけど、回答時点では決められない模様)
出目4 冬の思い出ある?
師「これなら答えられる(微笑)」
弟「霜焼けになった時に手を温めて下さいましたね」
「そうだったな」
「……」
「(無言でちょっと面白そうな顔)」
「…(赤面&小声)花を…」
「うむ。あれは実に得難い贈り物だったとも」(にこにこしつつ弟子の肩ポン)
出目2 何歳ぐらいまで一緒につるんでると思う?
師「思うも何も…長くて1年だからな」
弟「ええ。ですが心は共に在りたいと願っています」
「ああ…そういう意味でなら、生涯、となるかも知れんな」
「なんなら死んでからも楽園であなたを捜しますよ」
「ほう、また面白い命題だな。果たして楽園で生前の知己を見付けられるか?」
「千年以上の歴史で亡くなった善人すべてが無限の園に在るならば、目指す一人をどう捜せるか、ですね。たとえば想いが標になるのでは?」
※以下いつもの神学論議
出目2 相手がナンパされている…どうする?
師「(笑いを堪える顔)ひとまず様子を見て、対処に困るようなら助けに入ろう」
弟「私が出る幕はないので、あしらい方を学ばせて頂きます」
出目4 おみやげは何買う?
師「長い別行動の後で再会するような機会があれば良いが…そうだな、その地の伝承に由来する護符の類などがあれば面白い談義のもとになるだろう」
弟「旅先で知った興味深い風習や逸話を書き留めておくのも良いですね。ついでに美味しい葡萄酒を携えて伺いますよ」
「それは楽しみだ」
「ええ、ぜひ」
出目5 片方が殺人事件の容疑者に…どうする?
師「無実の証拠を探す、あるいは酌量すべき事情を明らかにする。それ以外あるまい」
弟「そうですね。……人を殺めるはずがない、とは言い切れませんから」
「残念ながら、お互いにな」
「はい。ですが裁きの不当が明らかなら、どんな手を使ってもお助けしますよ」
出目4 二人だけで無人島に!生き延びられる?
師「生存に足る天然の資源がある前提なら、まぁ何とかなるだろう」
弟「(じっと手を見る)自信はありませんが、努力します…」(壊滅的不器用)
以上、おしまい!